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とあるSEのIT資格日記

情報処理技術者試験などのIT資格のことから、SIビジネス、最新技術のことまで

【過去問解説】平成21年度春期 応用情報技術者試験 ネットワーク(午後 問5)

応用情報技術者試験 過去問解説

問題冊子・公式解答はこちらから

情報処理推進機構:情報処理技術者試験:問題冊子・配点割合・解答例・採点講評(2009、平成21年)

 

試験問題:平成21年度 春期 AP試験区分 午後 問5

問5 DHCPに関する問題

 

設問1

a:DHCPを利用する目的について問われています。DHCPの目的自体を覚えていなくても、DHCPがないとどのような問題が起こるのか?」を考えてみればわかると思います。

DHCPがなければ、接続の度に重複していないIPアドレスを探して手作業で設定しなければなりません。一方、DHCPがあれば自動的にIPアドレスが採番されるので、すぐにTCP/IP通信が行えるようになります。

DHCPによって設定作業がラクになることが分かるので、答えはアとなります。

 

b,c: この問題もaと同じように、「もしリース期間がなかったら何が起こるか?」を考えてみましょう。リース期間がなければ、割り振られたIPアドレスはいつになっても変更されることなく、コンピュータに割り当てられ続けます。まったく使用されていない場合であってもです。とはいえ、DHCPサーバにとって使用することのできるIPアドレスの数の上限もあるので、使用していないまたは不要になった場合はIPアドレスは返却してもらいたいわけです。

リース期間があれば、一定時間ごとにIPアドレスを回収することができるのでIPアドレスを効率的に再利用することができます。そうすれば、DHCPサーバに登録するIPアドレスも減らすことができます。

したがって、答えはb:エ、c:アとなります。


d: DHCPリレーエージェントにはDHCPサーバのIPアドレスを設定することになっています。

そのため、答えはd:イです。


e:図からも分かるように、サブネットワークは建物ごとに設定されることが予想されるので、DHCPサーバは利用可能なIPアドレスを無作為に割り振るわけにはいきません。すなわち、DHCPサーバは、DHCPディスカバを送信したクライアントが属するサブネットワークに応じたIPアドレスを割り振る必要があります。そのためには、DHCPサーバはサブネットワークごとにIPアドレスなどのネットワーク設定情報を管理しなければなりません。

したがって、答えはe:オとなります。

 

f:DHCPディスカバを受信したDHCPリレーエージェント(ルータC)はすでにDHCPサーバのIPアドレスを知っているため、そもそもブロードキャストする必要がありません。

よって答えはf:Uとなります。


g:一方、DHCPリレーエージェント(ルータC)からDHCPディスカバを送信したPCに対しては、ブロードキャストでなければなりません。なぜなら、当該PCにIPアドレスはまだ割り振られていないからです。

したがって、答えはg:Bとなります。

 

設問2

h:DHCPオファーは、DHCPディスカバを受信したDHCPサーバから送信されるものなので、

答えはh:192.168.10.190です。


i,j:リース期間の延長は、DHCPクライアントからDHCPサーバに対してリクエストされます。したがって、

送信元IPアドレスはPC001のi:192.168.10.150

送信先IPアドレスDHCPサーバのj:192.168.10.190となります。

 

解説について

・解答(太字部分)は

https://www.jitec.ipa.go.jp/1_04hanni_sukiru/mondai_kaitou_2009h21_2/2009h21a_ap_pm_ans.pdf から引用しています。

・明らかに解説が誤っている場合はご連絡ください。

・ 設問3,4は別で公開します... いつか...

 

参考文献

 

応用情報の勉強時に使用したテキスト(最新版)

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